オープニングからすさまじい世界観で始まる、2006年制作のダークなおとぎ話「血のお茶と紅い鎖」を紹介します。
貴族の白鼠の依頼で、カラスとコウモリを融合したような"森の生き物"は人形(女性の死体のような)を作りますが、いざ完成するとその人形が手放せなくなってしまいます。卵が詰められた人形を持ち去る貴族の白鼠、取り返そうとする"森の生き物"。ドクロの顔を持つ小鳥や花、女性の顔の蜘蛛などが登場する奇妙な闘争の物語です。
この作品にはセリフはなく、鳴き声?と効果音、BGMのみという斬新なもので、エンタメ好きな方はついて行けないと感じるでしょう。逆にシュールなものやアングラな世界、ダークファンタジー、アート系が好きな人は、見入ってしまう、そんなストップモーション・アニメーション映画です。
0 件のコメント:
コメントを投稿