ホラー映画の名作「エクソシスト」で印象的に使われたことから、怖い旋律の代表のようになってしまったMike Oldfieldの「チューブラー・ベルズ」ですが、この曲はエクソシスト用に作られたわけではなく、映画公開の半年以上前にヴァージン・レコード設立第1回発売新譜アルバムとして発売され、全英トップ10入りした楽曲です。
このチューブラー・ベルズというアルバムは、「チューブラー・ベルズ Part I」、「チューブラー・ベルズ Part II」の2曲のみで、それぞれ非常に凝った重厚な楽曲群で構成されています。ほぼMike Oldfield一人で全てのパートを演奏・多重録音、オーバー・ダビングして作られたというのも驚きです。オープニングはエクソシストに使われた旋律が反復され確かに不穏な印象を与えますが、次から次へと曲は展開され、まさにプログレッシブロックな世界を楽しめます。私は下の動画で14:09 秒あたりからのギターカッティングで始まるパートがたまりません。
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