ヴィンテージホーマット

ヴィンテージマンションと呼ばれる古いマンションがあります（中には不動産屋がただの古いマンションを勝手に呼んで客寄せしてる場合もありますが）。立地やデザイン性が高く、質の良い素材や特注建材などを使った、築年数が古くても価値が下がらない、いわゆる名作マンションを「ヴィンテージマンション」と呼びます。

有名なもので、1960年代のものは、デザイナーズ・マンションの元祖といわれる東郷神社の奥にある「ビラ・ビアンカ」や原宿駅すぐの「コープオリンピア」などですが、さすがに今住むには快適性にやや難があり、事務所などへの賃貸が多くなっています。居住を前提にすると、1970年代以降の物件で、大使館周辺の閑静な場所に建つ「ホーマットシリーズ」や一等地のみに建つ「ドムスシリーズ」が有名です。

私が一番惹かれるのはホーマットシリーズで、南麻布の「ホーマットアンバサダー」、六本木の「ホーマットプレジデント」が双璧です。高級感、重厚さ、趣き、どれも本当に魅力的で、憧れのヴィンテージマンションです。ただ残念なことに安くても家賃100万以上、メイン150万なので、一生住むことはできません…。

まあ、富裕層外国人メインで住人パーティーとかも頻繁にやりそうですし、快適な反面、ルールも厳しそうなので、憧れだけに留めておくのがいいのかもしれません…。

● ホーマットアンバサダー（南麻布）

● ホーマットプレジデント（六本木）