暑い日々がようやく終わり秋らしくなってきました(この数日は冬のようでしたが…)。暑い日々が終わると妙に感傷的気分になってしまうのも秋の特徴です。
そんな秋には名曲がたくさんありますが、多感な中学時代好きだった松田聖子の「風立ちぬ」が最初に浮かびます。大瀧詠一による秋の空気のような流麗なメロディと松本隆による詩的な歌詞はやはり心を動かされます。
60年代ポップス知識の宝庫だった大瀧詠一作品である「風立ちぬ」は、いくつかの60年代ポップスを巧くオマージュ(悪く言えば確信犯的パクリ)しています。60sファンにはよく知られていて、アレンジはJimmy
Clantonの「Venus In Blue Jeans」、メロディはShelley Fabaresの「Big
Star」をうまく流用しています。聴き比べてみると分かりますが、元曲を凌駕する作品になっているのが凄いところです。
ストリングスなどアレンジ
● Venus In Blue Jeans - Jimmy Clanton
出だしのメロディ
● Big Star - Shelley Fabares

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