アイルランドの美しいケルト装飾写本「ケルズの書」をめぐる少年修道士の冒険を描く、2009年のアニメーション映画「ブレンダンとケルズの秘密」を紹介します。
9世紀のアイルランド。砦にもなっているケルズ修道院に遠くの島から美しい書物を携えた老人エイダンが「聖なる書」を携えてやって来ます。その書に興味を持った少年の修道士ブレンダンにエイダンはインクの原料となる植物の実を採ってきてほしいと依頼します。ブレンダンは、オオカミの妖精の少女アシュリンと協力し、危険な森で何とか実を採取しますが、ケルズ修道院にもバイキングがやってきます…。
背景の質の高さはまさにアート作品と言ってもよく、動物も含めキャラクターのデフォルメは秀逸です。日本の"アニメ"が好きの人にはあまり評価されないかもしれませんが、アーティスティックな"アニメーション"作品が好きな方にはお薦めです。
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