個人的には、オノ・ヨーコはあまり好きではありません。Get Backセッションで4人が議論しながら曲を作り上げてる中、ジョンの横に平然といられる無神経さ、ジョンのコメントを遮って話出したり、自分を客観視できないような振る舞いだったり、ひどい言い方をすれば、ジョンの横にいる邪魔な女性、そしてジョンのその後を決めてしまった女性。
もし、ジョンとヨーコが出逢わなければ、ビートルズはもう少しアルバムが出てたかもしれませんし、ジョンがイギリスに暮らし続けていれば80年の悲劇も起きず、80年以降の来日公演を観ることができたかもしれません…。ジョンの歌を邪魔するような”アウアウ〜”という奇声も聞かずに済んだでしょう。
こんな、批判めいたことばかり書いていますが、出逢わなければよかったなんていう暴論は、あの世のジョンからすれば怒り心頭でしょう。そこで、批判的な面ばかりでなく、良さを認めざる得ない、ヨーコの魅力的な楽曲をいくつか紹介します。
● Sisters, O Sisters
マイナーな曲ですが、レゲエポップな感じでサビまでの展開もいい隠れた名曲です。アルバム「Sometime
in New York
City」の曲はジョンの曲も含め政治色が強すぎるため、商業的にはあまりヒットしませんでしたが、結構キャッチーな曲が多く、好きなアルバムです。
● Yes, I'm Your Angel
ジョンと交互に楽曲が並ぶアルバム「Double
Fantasy」の中から、古き良き50年代のジャズナンバーのような、ちょっとシャレている可愛らしい曲です。ジェーン・バーキンが歌っても似合いそうです。
● Kiss Kiss Kiss
こちらも「Double
Fantasy」の一曲です。一度聞いたら忘れられないヨーコの”抱いて”から始まる衝撃ナンバーで、親の前でこの曲をかけ、止める勇気も出ず最後まで流し続けたゾッとする記憶があります…。エンディングに向け”喘ぎ”は高潮するので聴く環境の注意が必要です。
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