あぶない刑事の横浜

2024-05-31

TV・ドラマ マニアック観光


放送当時は観ていなかったのですが、いろんなところで再放送が繰り返され、80年代の横浜の風景と今の横浜風景の比較興味から何度か観るようになった「あぶない刑事」。

きっかけは7.8年前に住んでいた本牧がロケ地として多用されていると知り、マイカル本牧(現イオンとベイタウン)や山頂公園が造成されているシーンを見て風景比較が楽しめたからです。まだ活気があったイセザキ・モール、古い倉庫で貨物地区だった赤レンガなど、今と大きく違う横浜風景をストーリーそっちのけで今昔風景比較していました。

今年また、根強い人気なのか「あぶない刑事」の新作映画があるようですが、現在の横浜風景になってしまうので、今昔風景比較はできません…。

今回は、私の大好きな俳優中条静夫が出ていた頃までの「あぶない刑事」に出てきたロケ地をGoogleマップで紹介します。


● 赤レンガ倉庫
当時はまだ貨物地区の古い倉庫で、一般人は気軽に入れなかった地区ですが、ドラマの中で一番使われているロケ地です。赤レンガ倉庫から50年代60年代の古い映画にも出てくる大正元(1912)年にできた「新港橋梁」越しの横浜税関(クイーン)も絵になるのでよく使われるアングルです。



● 山下公園とカフェ・ド・ラぺ
こちらもメジャー過ぎて説明不要な場所ですが、庭園や海沿いのベンチ、氷川丸など絵になる場所です。また公園北西端近くの産業貿易センタービル横のカフェ・ド・ラぺというカフェレストランもよく出てきます。見た目が当時とほとんど変わらないのでおすすめです。



● イセザキ・モール
今は、マルイがパチンコ屋になりオデオンがドンキになりドラッグストアのチェーン店ばかりの斜陽した街になってしまいましたが、ドラマ内ではまだ活気残っています。通りから北側に入っていくと、福富町や長者町などの飲食街があり、事件現場やヤクザの事務所などディープなシーンでよく使われてます。



● 元町の前田橋から中華街
元町商店街から中村川を渡り中華街方面に行く橋は、幕末からある前田橋と人道橋の市場通り橋があり、どちらもよく出てきます。前田橋側から、朱雀門および横のラ・ポール元町という雑居ビルが見えるシーンもよく出てきます。



● POLESTARとStarDust
レトロなアメリカン風景としていろんなドラマや広告でも使われるバーです。瑞穂埠頭に向かうこの地域は、周りに倉庫しかありません。車で行く場合は、パシフィコ、カハラ側から「みなとみらい橋(ポートサイド側のみなとみらい大橋でなく)」を渡り、コットンハーバーを抜けていく横浜臨港幹線道路で行くのがいいでしょう。



● 本牧山頂公園
尾根伝いののんびりした公園で、桜やツツジも綺麗ですし、センター広場の見晴らしもいい穴場的公園です。住んでいた頃は買い物&散歩に行く際、本牧神社横の階段を上がって公園に出るルートでよく行ってました。ドラマ内ではマイカル本牧が工事中で公園も造成中ですが、犯人を追いながら車で乗り付ける丘の上シーンで多用されています。



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横浜在住グラフィックデザイン・イラストレーター。詳細はHP「+ELPH+」のProfileに記載。

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